~導入企業の15%が「全社で導入」~
「OpenOffice.org」(オープンオフィス ドット オルグ、以下OOo)の利用者団体であるOpenOffice.org日本ユーザー会(http://oooug.jp/、以下ユーザー会)は、2009年2月20日金曜日、21日土曜日の2日間で行われた「オープンソースカンファレンス2009 Tokyo@Spring[1](以下、OSC)」のユーザー会ブースで、OOoの利用状況を調査するアンケートを行いました。
今回のアンケート結果の発表を通して、OOoの企業や個人ユーザーの実態がある程度、浮かび上がると思います。OOoの導入を予定している企業、個人のユーザーの方々の参考にしてください。
■アンケートの基礎情報
実施日:2009年2月20日金曜日・21日土曜日の2日間
実施場所:東京都/大久保・日本電子専門学校7号館
OSCの来場者:2日間合計 約1,450名
ユーザー会ブースの訪問者:2日間合計 約200名
アンケート回答者:82名
■アンケートの公開場所
アンケートの集計結果
http://openoffice-docj.sourceforge.jp/wiki/Image:Osc2009TokyoSpring_answer.pdf
アンケートの集計データ
http://openoffice-docj.sourceforge.jp/wiki/Image:Osc2009TokyoSpring_answer.zip
■導入企業の15%が「全社で導入」
アンケートの結果からOOoの利用状況をいくつか発表します。
OSCのイベントですから、オープンソースソフトウェアに興味のある方が多く参加されているので、OOoに関する利用実態はある程度割り引いて考える必要があります。
まず、OOoを現在利用中の方は82%に上りました(Q2)。その利用者の利用状況は、個人利用と職場での利用はほぼ半々です(Q3)。
そして興味深いのは、OOoを導入している企業の15%が「全社で導入」されていることです。これに「部・課単位で導入」の8%と、「一部で実験的導入」の15%を合計すれば、「組織的に利用されている企業」は38%に上ります。
これは予想以上に高い数値でした。
■OOoの導入理由は、やはり「無料」であること
OOoの導入理由はフリーアンサーで回答いただきました(Q6)。圧倒的に多い回答が、OOoが「無料」「無償」という理由です。続いて、「オープンソース」であることや「オフィスドキュメントの共通規格であるODF」などオープンな仕様を理由に挙げています。
また、業務でOOoを使う位置づけ(Q10)では、Micorosoft Officeの代替製品としてOOoが使われているのがわかります。OOoへの不満(Q11)でも、Micorosoft Officeとの「互換性」が上げられているのを見ても、今後のMicorosoft Officeと相互運用性が高まることがOOoの普及につながると考えられます。
■今後のOOoの利用状況調査にご協力ください
ユーザー会では、OSCなどのイベントに参加する場合は、今後もこのOOoの利用状況を調査するアンケートを行います。皆様のご協力をお願いします。
■OpenOffice.orgとは
オープンソースの統合オフィスソフトウェアであり、同名のオープンソースソフトウェア開発プロジェクトOpenOffice.orgが開発を進めています。
http://www.openoffice.org/
■OpenOffice.org日本ユーザー会とは
OpenOffice.org日本ユーザー会(http://oooug.jp/)は、OOoユーザーに役立つ情報を集めて、公開していく場として活動している団体です。
■本件に関するお問い合わせ
OpenOffice.org日本ユーザー会 鎌滝雅久
kamataki@openoffice.org
OpenOffice.org日本ユーザー会
http://oooug.jp/
[1] OSCはオープンソースソフトウェアに関わる企業、コミュニティが一堂に集まるイベントです。
オープンソースカンファレンス2009 Tokyo@Spring
http://www.ospn.jp/osc2009-spring/